経緯
https://zenn.dev/asap/articles/700168965fdb7b
Claude の Pro プランを契約するだけで、 ClaudeCode が 20$ ぶん使えるという記事を読みました。 ClaudeCode をずっと使ってみたかったため、これを機におこなってみます。
契約し、かつすぐキャンセルする
契約解除し忘れると毎月請求がかかってしまいます。 月間プロプランを契約したのち、すぐにキャンセルすることで 1 月ぶんだけ有効にするようにしましょう。
上記の画像のようにプランをキャンセルすれば OK です。
ローカル開発 ClaudeCode を試す
インストール
まずはインストールします。 #Nodejs で CLI が用意されているのですね。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
Claude Account with subscription
を選択するとブラウザが開いて認証が行われます。
承認すれば ClaudeCode が Terminal から利用できるようになります。
ターミナルのノベルゲームを開発させる
ClaudeCode の使い勝手や性能を知るために TUI ベースのノベルゲームを作らせてみます。 ターミナルであれば AI が理解しやすいためです。
仕様書自体は Web 版の Claude Chat に作らせました。
CLAUDE.md を作ってもらう
https://syu-m-5151.hatenablog.com/entry/2025/06/06/190847 CLAUDE.md が必ず CLAUDE が読み込む設定書のようです。 まずはこれを作ってもらいます。
Claude Chat に書いてもらった Spec.md をリポジトリに追加し、その状態で /init
コマンドを実行します。
これによって勝手に ClaudeCode が自身が開発する用の CLAUDE.md を作ってくれます。
計画を立てて開発してもらう
Claude の記憶をリセットしても動作するように DEVELOPMENT_PLAN.md というファイルを作成してもらい、そこに開発予定のタスクを記入してもらいます。
Phase 1 まで実装すると上記のような簡単なデモが動作するようになりました。
描画がうまくできていない問題が発生していますが、どうやら上限が近いらしく上限に到達したらそこから12時間は使えないようです。
いったんここまででコミットします。 20$ のプランでだいたい1時間ぐらいノンストップで開発できる、という感じでしょうか。
GUI について Claude 自身はテストすることができないらしく、自分のほうで確認する必要がありました。 上下の枠がうまくレンダリングされていなかったため ganyariya のほうでそれっぽく修正しました。
やはり AI にはライブラリなど、入出力のみで済む、グラフィックや UI が関係しないもののほうがよいなとおもいました。
また時間が経って上限が開放されたら再度 novelty の開発を進めようとおもいます。
https://github.com/ganyariya/novelty
ここまでの ClaudeCode の学び
- 要件はできるだけ詳細化する
- CLAUDE.md に書いてもらう
- 毎回読んでもらえるため
- 開発タスクリストを GitHub Issue もしくは Markdown で書いてもらう
- 途中で Claude の脳をリセットして消費トークンを削減したい
- そのときタスクをすぐに思い出せるようにする
- 適宜 CLAUDE.md や README.md など、仕様書を更新してもらう
- TUI や UI が絡むものはできるだけ開発しないほうがいい
- ライブラリなど、ロジックメインのほうが TDD で開発でき、かつ AI 自身が確認できてよい
- 人間がどうしても絡む必要がでてくる