はじめに
url: https://ai-fest-tokyo.connpass.com/event/367406/
title: "Claude Codeで開発と学習を両立する方法 (2025/09/11 20:00〜)"
description: "🎥 当日のアンケート回答者にアーカイブ動画をメールにて共有! ※共有まで1週間ほど時間がかかる可能性がございます。 📌 本イベントは、azukiazusa 氏の記事を元に企画! 当日は著者に直接質問できるチャンス✨ ▶️ Claude Code の学習モードで自分の手でコードを書く練習をしよう # イベント概要 「AIがコードを全部書いてくれる時代に、自分はまだコードが書けるのだろうか...」 そんな不安を感じたことはありませんか? 生成AIの登場により、開発者の生産性は飛躍的に向上しました。しかし同時に、「自分でコードを書く機会の減少」 という新たな課..."
host: ai-fest-tokyo.connpass.com
image: https://media.connpass.com/thumbs/cc/dd/ccdd696c0e0375457ef179ac3b04c1e0.png
url: https://speakerdeck.com/azukiazusa1/aitosi-tatinoxue-xi-nobian-hua-wokao-eru-claude-codenoxue-xi-modowoli-ni
title: "AIと私たちの学習の変化を考える - Claude Codeの学習モードを例に"
description: "生成AIの登場は私たちの仕事の進め方に大きな変化をもたらしました。より多くの仕事をこなせるようになった一方で、「自分の頭で考える」時間が減り、思考力や問題解決能力の低下が懸念されています。このような課題に対応するため、多くのAIサービスは、単に答えを提供するのではなく、ユーザー自身の思考を促す「学習モー…"
host: speakerdeck.com
favicon: https://d1eu30co0ohy4w.cloudfront.net/assets/favicon-bdd5839d46040a50edf189174e6f7aacc8abb3aaecd56a4711cf00d820883f47.png
image: https://files.speakerdeck.com/presentations/d7347dbac159404783d4fd731b591ad6/slide_0.jpg?36546912
azukiazusa 氏による 「Claude Code で開発と学習を両立する方法」という講演に参加しました。 この Note ではそちらに参加させていただいて得られた自分の感想をまとめます。
なお、発表内容自体は azukiazusa 氏が後悔した speakerdeck のスライドを見ていただくのがよいです。
学び
生成 AI が存在しない時代において、なにかエラーなどの問題が発生したときは Google で記事を検索したり、本を読むなどして、自分の知識・経験として吸収しながら解決していました。 しかし、生成 AI によって一瞬で解決策が得られ、試行錯誤によって得られていた学びが失われてしまいました。
このように 生成 AI だけにただ答えをそのまま教えてもらうだけでは知識やスキルは身につきません。
AI を使う
という表面的なスキルのみが手に入り、エンジニアとして必要なスキルは得られません。
だからこそ、AI をただ答え製造機として使うのではなく、思考を深めるパートナーとして利用します。
あくまでも自分が主導権を握り自分自身で考えるフェーズを用意します。 飛行機人間として批判的思考をもち、自分で仮説を立てて実行し AI にはその裏付けを取ってもらう程度にとどめます。
AI を使うことは悪いことではありません。
- 専門家の時間を奪うよりも圧倒的にコストが低い
- 質問しやすい
というメリットがあります。 ただ、「答えをもらう」という使い方にとどめてしまうと自分の思考力が下がってしまいます。
長期的な目線でみて自分でコードを書き設計しエラー解決したほうがスキルが伸びます。 短絡的な成果ではなく、長期的な成果の獲得を目指して AI を利用しましょう。
自分の感想
今回の講演を受け、「生成 AI の利用は最小限にとどめて、ちゃんと自分で考えてコード書いたほうがいいな」とあらためて思いました。
ganyariya も 2025/04 に自身の AI への向き合い方を記事としてまとめていました。 この記事の要約は以下です。
- AI は人間の考える機会・成長する機会を奪ってしまう
- 個人としてのエンジニアスキルは伸びない
AI の使い方
というスキルは伸びる
- AI を使う場合は「諦めていること」「わかりきっていること」に留める
- この世のすべてのエンジニアリングはできないため、自分がやらないと決めたものは AI に委ねる
- すでに自分ができることについては AI に委ねる
- 「わからないこと」「考えること」は AI を利用しない
url: https://zenn.dev/ganariya/articles/ganyariya-ai-how-to-face
title: "[2025/04] ganyariya の AI に対する向き合い方についてまとめておく"
host: zenn.dev
image: https://res.cloudinary.com/zenn/image/upload/s---zyCMzVo--/c_fit%2Cg_north_west%2Cl_text:notosansjp-medium.otf_55:%255B2025%252F04%255D%2520ganyariya%2520%25E3%2581%25AE%2520AI%2520%25E3%2581%25AB%25E5%25AF%25BE%25E3%2581%2599%25E3%2582%258B%25E5%2590%2591%25E3%2581%258D%25E5%2590%2588%25E3%2581%2584%25E6%2596%25B9%25E3%2581%25AB%25E3%2581%25A4%25E3%2581%2584%25E3%2581%25A6%25E3%2581%25BE%25E3%2581%25A8%25E3%2582%2581%25E3%2581%25A6%25E3%2581%258A%25E3%2581%258F%2Cw_1010%2Cx_90%2Cy_100/g_south_west%2Cl_text:notosansjp-medium.otf_37:ganyariya%2Cx_203%2Cy_121/g_south_west%2Ch_90%2Cl_fetch:aHR0cHM6Ly9zdG9yYWdlLmdvb2dsZWFwaXMuY29tL3plbm4tdXNlci11cGxvYWQvYXZhdGFyLzM2MTY0YTdlNjYuanBlZw==%2Cr_max%2Cw_90%2Cx_87%2Cy_95/v1627283836/default/og-base-w1200-v2.png
ganyariya も AI はあくまで補助輪であってほしいと考えています。 自分自身のエンジニアリングスキルを伸ばすこと、技術力を伸ばすこと、自分で考えること。 これらを優先したいと考えています。
今回の講演を受けて、アウトプットスピードが求められない個人開発においては
- AI をできるだけ利用せず、時間をかけて自分で考える
- AI を利用するにしても「学習モード」を有効にする
を徹底させようと思いました。
AI にすぐ答えを聞くのではなく、自分で考える。調べる。 あらためて上記方針を守ろうとおもいます。